企業理念体系
企業理念、J:COM WAY、サステナビリティ経営方針、中期経営計画は従業員が意識し実践すべきものであり、相対するブランドメッセージ、マテリアリティ、2030年の目指す姿はあらゆるステークホルダーとの約束です。
また、普遍的かつ概念的な企業理念を上段に、長期的なサステナビリティ経営方針を中段に、中期的・短期的かつ具体的な計画を下段に位置づけ、それぞれの関係性を明示しています。
企業理念
グループすべての社員の拠りどころとなる目指す姿
もっと、心に響かせよう。
もっと、暮らしを支えよう。
明日を、未来を、拓いていこう。
「心に響かせよう」には、
良質なエンターテインメントとサービスをさらに進化させ、心がふるえるような感動、
毎日のちょっとした喜びや新しい発見をお届けしたいという思いを込めています。
同時に、誠実な対応が心に伝わること、人と社会と響き合っていきたいという願いも表現しています。
「暮らしを支えよう」は、
ちょっとした問題解決の手助けからさまざまな分野で暮らしをサポートする、
日常に不可欠な存在を目指していくという決意を述べています。
私たちは、小さな改善と独創的・創造的な取り組みを続けることで、
今日そして明日の提供価値を積み重ね、より良い未来を「拓く」ことを約束します。
J:COM WAY
企業理念を実現するために、私たちが大切にする価値観と行動指針
<価値観>
<行動指針>
❶ CHANGE
CHALLENGE
CREATE
- より良い未来を拓くため、高い志とスピード感を持って新たな価値の創造に挑戦します。
- 日々改善を積み重ねるとともに、常に変革を起こし続けます。
❷ すべての人を大切にする
- お客さま、パートナーの皆さま、従業員などすべての人々を尊重します。
- 常に感謝の気持ちを忘れず、誠実かつ謙虚に振舞います。
❸ お客さまに寄り添う
- すべての業務の向こう側にお客さまがいることを意識し、迅速かつ柔軟に対応します。
- お客さまの声に耳を傾け、想像力を働かせ、一歩先を行く価値を創造しお届けします。
❹ コミュニティをつなぐ
- 地域をはじめ、さまざまなコミュニティを通して人と人をつなぎます。
- コミュニティとの関係を深め、共に新たな価値を生み出します。
❺ 社会の期待に応える
- 365日安定したサービスの提供を通じて安心・安全な社会を目指し、一人ひとりが考え行動します。
- 広い視野と豊かな発想で、社会に感動と彩りをもたらします。
❻ J:COMプライド /
一人ひとりの誇りと責任
- J:COMの一員として誇りと責任を持ち、自己研鑽に励み、自律的に行動します。
- 会社の代表であることを自覚し、コンプライアンスを遵守するとともに、高い倫理観を持って行動します。
❼ ワンチームスピリット
- 一人ひとりの個性を尊重し、互いに支えあい、力を引き出しあうことでチームとして成長します。
- チームは自ら明確な目標と戦略を掲げ、最後までやり抜きます。
ブランドメッセージ
お客さまに「約束」する価値を表したもの
あたらしい技術やサービスは、未来をすこし先に進めてくれる。
そして、そのあたらしい未来がみんなのあたりまえになったとき、世界はすこししあわせになれる。
と、J:COMは思うのです。
だから、つくりたい。
テレビもネットも関係なく、だれでも自由に見たい映像と出会えるプラットフォームを。
デジタル時代の安心と快適を支えるライフサービスを。
あたらしいことが、むずかしいことではなくなる未来を。
それは、テレビ、通信、電力、ガスなどの生活サポートで、お客さま一人ひとりとのつながりを大切にしてきた、 わたしたちができることだと信じているから。
J:COMは、あたらしいワクワクやしあわせを、みんなの日常にしていきます。
サステナビリティ経営方針
環境・社会の持続可能性と事業の持続的成長を両立するために、私たちが意識すべき経営の方針
1企業としての責任
私たちは地球環境を考え、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、放送・通信を含む多様な事業を展開する企業として、社会に対する責任を果たします。
2お客さまと地域・社会
世の中の変化を先読みし、イノベーションの力を活かして、お客さまの暮らしに新たな価値を創造し、夢と感動をお届けします。
また、誰もが安心して暮らせる豊かな地域・社会の発展に貢献します。
3従業員と家族の幸福
互いを尊重しあう企業風土と各人が自分らしく能力を発揮できる職場環境を創造し、価値創出の源泉である従業員とその家族のウェルビーイングを実現します。
4企業倫理と持続的成長
高い倫理観と社会的良識に従いコンプライアンスを堅持するとともに、健全な事業活動により持続的成長を目指します。
マテリアリティ(重要課題)
お客さまの豊かな「暮らし」を支える企業として、持続的な「地域社会」へ貢献を行い、その土台である「地球環境」と関わるすべての「人」を対象として、社会への影響度や外部評価機関の指標も踏まえ、4つのマテリアリティと、さらに具体化したサブマテリアリティを2023年に再設定しました。今後も事業活動を通じたサステナビリティ経営を推進していきます。
マテリアリティ
サステナビリティ経営方針の実践において取り組むべき重要課題とそれに対するコミットメント
中期経営計画概要(2024-2027)
J:COMでは、「2030年の目指す姿」の実現に向けて、新たな中期経営計画を策定いたしました。
外部環境の変化をJ:COMの成長機会と捉え、暮らしや社会の変化・進化に貢献する企業を目指します。
2030年の目指す姿
暮らしのうれしいと 地域のゆたかさを 進化させるパートナーへ。
基本方針
構造改革
事業構造の見直しによる
利益改善・筋肉質化
事業変革
FTTH化推進、BtoB/G強化、周辺領域のM&A等で利益成長
事業領域拡張
放送・通信の枠を超えた新規事業領域へ拡張
経営基盤強化
サステナビリティ経営の推進、
成長を意識した経営基盤の整備
定量計画
2027年度 売上高
1兆円 超
事業領域の拡大により売上高1兆円超へ
営業利益成長
CAGR 5%
年平均5%の持続的営業利益成長
2030年の目指す姿
2030年までに実現したい当社の在り方
暮らしのうれしい。
それは、日々の生活の便利・快適・安心から生まれる喜び。
魅力溢れるエンタテインメントとの出会いがもたらす楽しさや感動。
地域のゆたかさ。
それは、それぞれの地域が、歴史・文化に育まれた個性のもとに、
よりいっそう活性化し、そこに暮らす人々の人生が、
充実したものになっていくこと。
私たちJ:COMは、
「暮らしのうれしい」と「地域のゆたかさ」を進化させ、
一人ひとりのお客さまや地域社会とともに、
より良い未来を拓いていきます。